このあいだ、突然うちの母親が不安そうな顔で言いに来たんです。
「冷蔵庫めっちゃ熱いんやけど、、、なんでやろ?寿命なんかなぁ?」
これだけではよくわからないので、どのへんがどのくらい熱くなってるのか一緒に見に行ってみると、特に冷蔵庫の側面がメチャクチャ熱くなってました。
ちょっと手で触っていられないくらいの熱さでした。
ということは知っていたのですが、そんなに隙間をあけると台所が狭くなるし〜と、実際には5センチ程度しかあけてなかったんですよね。(汗)
冷蔵庫の周りの隙間の作ったらどうなったか、
もしそのまま(熱いまま)使い続けたらどうなるのか?今回のことで知った内容を書いておこうと思います。
あなたの冷蔵庫も熱くなっているのなら、ひょっとすると、ものすごい無駄遣い(電気代等)してるかも!?
冷蔵庫の周りの隙間はなぜ必要?
たしか冷蔵庫の取り扱い説明書にも書いてあったと思いますけど、15センチの隙間。
今回は台所の広さの都合で頑張っても12センチしか空けられなかったのですが、
それでも側面の熱はほとんどなくなったんです。
もともと5センチの隙間はありましたから、
移動させたのはほんの7センチですが、されど7センチなのですね〜。
その7センチで台所の圧迫感がだいぶ増してしまいましたけどね(^ ^;;
壁との隙間
冷蔵庫の仕組みはよくわかりませんが、中学校の理科でしたっけ?で習った「熱量保存の法則」ですね。もともと冷蔵庫の中にあった熱はどこへいくのか?
それが側面を熱くしていた「熱」だったんです。
でもそれって、自動車でいうとラジエーターが機能せずアツアツになっていたという状況ですから、車ならオーバーヒートモノです。
そんな状態で冷蔵庫って大丈夫なの?というところを見てみましょう。
熱が側面にこもったまま使い続けるとどうなる?
そしてその熱が側面にずっとたまってたということは、熱を逃せずに冷蔵庫は必要以上に冷やそうと頑張っていたんだと思います。
そういえば最近やけに冷蔵庫のウゥーンって音が耳につく気はしていました。
暑い季節だからだろうと気に止めなかったんですけど、もしかしたら、
めちゃめちゃ無駄に電気代つかってたかもしれない!?
隙間が何センチなら〜といった資料的なものは残念ながらありませんが、感覚的には1割2割は軽く余計な電力を使っていた気がします。
熱が外に逃げない冷蔵庫内を冷やし続けているわけですから、、もっとかも?(汗)
それに、そんな無駄に働かせていたわけですから、冷蔵庫の「寿命」にもきっと影響するでしょうね〜。こちらもどの程度の熱をもたせると何年くらい縮むという数字はわかりませんけど。
うむむ〜、なんか凹むわぁ…
冷蔵庫の寿命がくる時って、だんだん効きが弱くなっていくのではなく、突然止まってしまいますから恐ろしいですね(;´Д`)寿命の無駄遣い
冷蔵庫の寿命はだいたい15年前後といわれていますが、こういう過酷な状況ではいつ寿命がきてもおかしくないのかもしれませんね。。1年でも2年でも長生きしてほしいものです。
今回、母親のおかげで気づけて本当に良かったです。おかんも長生きしてね!
まとめ
あまり意識して触ることのない冷蔵庫の側面ですが、熱を逃がすなんていう重要な役割を果たしていてくれたんですね〜。
さいごに、今回わたしが学んだことをまとめておきます。
まとめ
- 冷蔵庫の周り(背面&側面)には15センチ以上の隙間が必要。
- ※12センチでも熱さはほぼ無くなりました
- 隙間が無いと側面がさわれないほど熱くなる。
- 熱いまま使っていると無駄に電力を消費してしまう。(割合などはわかりませんが)
- 冷蔵庫自体の寿命も無駄遣いすることになる。
しかし、何度かんがえても5センチと12センチでそんなに違うのかと驚きます。
何かに例えるなら、「満員電車ー空いた時間の電車」なイメージでしょうか。
ぎゅう詰めの電車だとかなり疲れてしまいますが、まわりの人に触れない程度のスペースがあるだけで電車での疲れってぜんぜん感じなかったりしますもんね。
ドアの枠は熱いまま
今回の隙間を広げることで「側面」は熱くなくなったんですが、
隙間をあけても冷蔵庫のドアの枠のあたりだけ熱が取れなかったんですね。
冷蔵庫のハコとドアの隙間のゴム部品のまわりなんですが、これはゴムが張り付いてしまうのを防ぐためにわざと熱を持たせてあるということで、隙間を開けても冷えないのは異常ではないのでご安心下さい〜。
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