革靴って雨に濡れた後、
お手入れ方法を間違えるとスゴい臭いになったります(泣)
学生時代の知り合いで革靴が義務付けられた女子大に通ってる子がいたんです。
社会人になってから思い出して革靴について聞いてみたんですが、
さすがですね!!
いろんな革靴お手入れノウハウを教えてもらうことができました!
なにがさすがって、やっぱり【臭い】についての豆知識。
オスとは目のつけどころが違いますね。
わたしなんかはヒビ割れとか型崩れとかばっかり気にしてましたけど(汗)
今回はその時教えてもらった革靴が雨で臭くならない手入れの仕方をお伝えしようと思います。
雨で濡れた革靴を乾かす手順
雨で思いっきり濡れてしまったあとの対処法。
順に解説していきますね。
あまり難しいことはありませんが、順番が大切です。
1.タオルに水を吸わせる
はい、タオルでもハンカチでもティッシュでもいいです。
ついた水を拭き取るというより「吸わせる」感じで取っていきましょう。
ゴシゴシしない、ってことですね。
マイクロファイバーのタオルじゃないとー!とか、
そこまで気にしなくていいです。
2.乾燥させる前に消臭スプレー
ここ、教えてもらった時ビックリしたところです。
乾燥の段階に入る前に消臭スプレーをかけておくのがポイント!
発生した臭いを取るんじゃなくて、
そもそも臭いを発生させないようにするという方法です。
おまけ
オマケ情報ですが10円玉を入れておくのもいいみたいですね。
10円玉の銅イオンが臭いを消してくれるんです。
あと、これはちょっと手間がかかりますが、
ティーバッグに重曹を入れて、それを靴に入れておくという方法も。
カンタンなのは10円玉。
毎日入れるのも面倒なので、思い出したら入れたり入れなかったり。
長い期間しまっておく時には入れておくといいかも。
3.乾かし方
さて、タオルに水を吸わせて、乾かす準備までできました。
これからいよいよ乾燥です。
オススメの場所は、夜中のお風呂場。
家族がみんなお風呂出て、しっかり換気してからですね。
お風呂場の窓をあけておくとけっこう風も通るので乾きやすいんです。
急ぐ場合は換気扇をつけておくといいでしょう。
ここで革製品にとってNGな乾かし方を再確認。
ドライヤー等で強制的に乾かしてはいけません!
次の日も朝からはかなきゃいけないしー!と急ぐ気持ちもわかります。
でも、これやっちゃうと
- 変形
- 硬化
- ヒビ割れ
という革製品にとって最悪の三重苦に陥ってしまいます。
ドライヤーはコールドでもダメですよ~。「急速に乾かす」というのが良くないんです。
できるだけ優しく乾燥させてあげましょう。
雨は避けられないので、革靴は最低でも2足もっておきたいですね。
さいごに
雨で濡れた革靴の乾かし方、まとめておきます。
- タオルに雨水を「吸わせる」
- 乾かす前に消臭スプレーをする
- 10円玉、重曹も効果あり
- 夜中のお風呂場で時間をかけて乾かす
やってはいけない乾かし方としては
ドライヤーなどでの急速な乾燥
そして、ゆっくりと乾燥させるために革靴は2足以上持っておくこと。
革製品ってほんと、手間がかかりますね。
いまだに学校で義務付けているところがあるのは、こういった手入れも自分でできるようにするためかもしれません。
冒頭で登場した友人の学校では、この革靴の扱いについてまでは教えてくれなかったそうなんです。
必要に迫られて自分で調べたり友だちと情報を共有して覚えていく。
そんな自発的な学習をさせるための教育なのかな~
などと、人の学校の方針を想像してみたり。
実際は「伝統だから~」ってだけで、
そこまで深く考えてないかもしれませんけどね!(笑)
革製品は大事に扱えばとっても味のある「自分だけの靴」になっていきます。
ぜひ雨のお手入れもしっかりやってみてあげてくださいね。