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バレンタインデーのチョコの起源をわかりやすく解説してみた

バレンタインデー

現在の日本では女性が男性に、なぜか「チョコ」とともに想いを伝えるチャンス!的なイベントになっているバレンタインデー。

その他にも、

  • 日頃の感謝として渡す義理チョコ
  • 友達同士で楽しむ友チョコ
  • あと、逆チョコ?などなど

いろんなパターンで使われるようになった「バレンタインデーのチョコ」ですが、
その起源となった物語を知ってる人は意外に少ないのではないでしょうか?

というのも、学生の頃の友人に「ラーメンおごるわ〜、あしたバレンタインデーやしな!」となぜかバレンタイン前夜にラーメン屋に連れて行かれたという奇妙な経験がありまして(笑)

男同士ですし、チョコとかいらんけど、
ラーメンも違うやろ!?
と思ったのがちゃんと調べてみたキッカケ。

そういえば
「バレンタインデーに贈るものって別にチョコじゃなくてもいいんじゃないか?」
と思ったんですね。

バレンタインデーに女性から男性にチョコという風習の起源はなんなのか?
ラーメンでもいいのか!?
わかりやすく解説してみたので、気になる方はきっとスッキリすると思います!!

バレンタインデーの起源

バレンタインデーにラーメンは是か否か?(違

の前に、バレンタインデーがなぜ女性から男性への思いを伝える日となったのか?

というソモソモの起源からサクッと見てみましょう。

バレンタインデー

Saint Valentine’s Day

ものすごく簡単に(といってもちょっと長いですけど)解説すると、
時は西暦3世紀ローマ。
時の皇帝クラウディウス2世は若者が戦争に行きたがらないのは家族がいるからだ!という理屈で、あろうことか「結婚禁止!」にしてしまいました。

そんなありえない禁止令で結婚できなくなった若者をこっそり結婚させていたのがキリスト教司祭ヴァレンタイン。(聖ヴァレンティヌス)

ですが当然その行為はすぐにバレてしまい、ヴァレンタインは投獄されてしまいます。

投獄された先でヴァレンタインは目の不自由な女性看守と親しくなり、彼女のために祈りをささげました。
するとなんと!見えなかった目が見えるようになったんです。
でも、そのことがきっかけになりヴァレンタインは処刑されてしまいました。

彼が処刑されたのが西暦269年2月14日

ヴァレンタインは処刑されるまえに「あなたのヴァレンタインより」と彼女に手紙を残したと言われています。

そのことに習って2月14日には男性から女性へ想いを伝える手紙を出すという風習がひろまりました。
それが現在では男女関係なくバレンタインカードを出しあうという日になったんです。


あれ?

バレンタインデーって、女性から男性に、「チョコ」じゃないの!?

じゃなかったんですよ~、ほんとうは。

アメリカとカナダの女性によるバレンタインデーの祝い方解説の動画です。日本がいかに「変」か、よくわかると思いますよ(苦笑)

次に、
日本独自の「バレンタインデーは女性から男性にチョコ」の起源を解説します。

どーしてこーなった!?が、わかると思います(笑)

日本のバレンタインデーの起源

日本のバレンタインデーは

女性から男性にチョコを贈る日

さきほどの聖ヴァレンタインの話からすると・・・全く関係ない感じですね!(笑)

それもそのはず、
日本ではじめに「バレンタインデー」と言い出したのは1958年(昭和33年)、東京のメリーチョコレート社が新宿伊勢丹で「バレンタインデーセール★」と売りだしたのが日本での起源なんです。

そのセールで売れたのはチョコたったの5枚と惨敗だったとか。

でもその後、森永製菓などもバレンタインにチョコを!と積極的に乗り出しました。
そして昭和50年代にはすっかり「女性から男性へチョコレートを贈る日」を定着させてしまいました。

バレンタインデーはチョコを贈る日


何度も言いますが、
聖ヴァレンタインとチョコレートは一切関係ありません。

でも、だからといってラーメンでもいいのか?っていうと、チョコレート以上に「それじゃない感」は強いですよね!(笑)

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まとめ

バレンタインデーの起源

  • 西暦3世紀
  • 聖バレンタインは結婚禁止令をコッソリ破って若者を結婚させていた
  • 獄中で盲目の女性看守に祈りを捧げ目が見えるようになる
  • それをきっかけに処刑されたのが2月14日
  • 処刑前、その看守に「あなたのヴァレンタインより」と手紙を残す
  • そこから男性が女性に手紙を贈る風習に
  • 現在では男女双方向にヴァレンタインカードを贈るのが一般的(欧米では)

日本でのバレンタイン

  • 起源は1958年(昭和33年)新宿伊勢丹でメリーチョコレート社が始める
  • それに森永製菓なども乗っかってバレンタインセールを企画
  • 昭和50年代にはすっかり「女性から男性へチョコを贈る日」が定着

最近ではこのイメージすら薄くなり、友チョコや自分チョコなど、「想いを伝える」というものではなく『気軽にチョコレートを食べていい日♪』みたいになっちゃいましたね。

その流れもあってか、
近年は「ブランド物」的なお高いチョコはあまり売れてないとか?

実際、あまり高価なチョコをもらっても食べにくいし食べてもやっぱりチョコですもんね(汗)もったいないなぁというのが正直なところでしたから、こういう流れは個人的には歓迎です。

そのかわり最近はハロウィンのほうにチカラ入れてきてる感じですよね。

おやつ(買って)くれなきゃイタズラするぞ!
ってところでしょうかw

バレンタインもハロウィンもクリスマスも、欧米のひとから見たらおかしな文化なんでしょうね~日本って。

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